大抵の人が毎日、誰かしらの話を聞き、話をしている。
日常のたわいもない話から、相談事まで様々に。
さて、話を聞くとして。
知り合い同士、友人同士である場合、
自分の価値観に沿って、つい、
「ああしたらどう?こうしたらどう?」
「わたしはこうしている」などと、
(多分)つい良かれと思って、(きっと)親切心で
言ってしまうことがあるのではないだろうか。
ところが、他者からのアドバイスは、
お門違いなアドバイスになってしまうことも多い。
今まで本人から色々聞いてきてるから…
長い付き合いだから…
相手のことを分かっているつもりでいたとしても、
本人がそう考えるに至った事の次第を
本人以上に分かるわけもなく。
自分が置かれている状況や気持ちは、
どれだけ言葉を尽くしても、語りきることなんて、伝えきるなんて、
人は出来ないのだ。
そして、アドバイスは相手の考え方や、
やろうとしている事、やった事への
そんなつもりはなくても否定に繋がることもある。
わたしならこうする。という聞く側の価値観やスタンスは、
否定的な質問や言葉尻に反映されがちになる。
そうなると、話している側は、口も心も閉ざすか、
なぜ自分がそうしてきたのか、なぜそう思うのかという理由を説明する羽目になるか、
自分の伝え方、やり方が悪かったのかと自分を責めることになる。
あなたならどうする?と求められた場合ならまだしも、
求められずとも、勝手に自分の価値観に照らし合わせて、
「よかれ」と思って自分の話をし始めるのだ。
もちろん、有益なアドバイスもあるし、
アドバイスが欲しくて話をする場合もあるだろう。
けれども、そのアドバイスをどうするかは、
自分次第だ。
相手にとってよかったことが、自分に確実に当てはまるわけでもない。
アドバイス“してくれている”かもしれないが、
相手はわたしでないし、わたしも相手でないのだ。
相手を「本当には知らない」のは、こちらも同じ。
アドバイスする人が、わたしの人生を生きてくれるわけでもない。
助言による行動の責任をとってくれるわけでもない。
「なんとなくこっち」とか、「そっちじゃない」とか、
そう言う直観のようなものに従った方がうまくいく時というのは、
自分の心と身体がきちんと繋がっているときだ。
(逆も然りで、心と身体が繋がっていない時に行う選択は、しまった…という事も往々にしてある)
身体は心に本来はとても忠実で正直なものだ。
心が認識する前に、けれども確実に心のサインを感じて身体に反応が表れたりする。
身体的なサインを感じるということは、
心の声を聞いているということ。
なんとなくという身体的な違和感を無視して、
自分自身よりも他の人の常識や意見を優先してしまう
状態が定着してしまうと、感覚と思考のつながりが悪く分離してしまう。
エネルギーを思うように使えず、停滞したり、
思うように行かなかったり、不自然なところへ負荷がかかる。
なので、やっぱりね、
自分の心と身体の声を解放することはとても大切。
誰もがはじめから、自分らしさとか、自分を分かってるわけじゃない。
心と身体に正直にあることで、
思考や脳や自我が自分らしくなっていくのだ。
日々の中で、積極的に過去の囚われや、思考のクセ、
不要な習慣を壊して、再生し、修正していく。
だから、人生に、自分に、自分の考え方に、
違和感や、ズレや、気持ち悪さを感じたらチャンスだ。
観察して、修正すればいい。
落ち込んだり、自分を否定する必要は1ミリもない。
自分の生き方は、自分で創る。
「自分しか自分の専門家はいない」のだ。
The Sweetness of Doing Nothing
-自分に余白をつくる贅沢な時間-
Points of You®︎で火のエレメントを旅する。
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誰もの心に、何かに向かって燃える火があります。
それを見つけ、燃やし続けることが、
私たちの人生の目的なのです。
メアリー・ルー・レットン
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誰しもが、時に葛藤や迷い、不安や恐れに向き合い、
時に喜び、何かを慈しみ、誰になんと言われようとも
譲れない大切なものとともに生きてきたのだと思います。
だから、外側に惑わされず、
心の火を灯し続けていたい。
Points of You®︎を通して、
この一年の成功を振り返り、あなたの源泉、あなたの知恵を見つめます。
心と呼吸を重ねて、あなたの中に眠る「火」のチカラにつながりましょう。
✽わたしを旅するPoints of You®︎ vol.15
旅の途中と世界のかけら
2023/11/23(木・祝) 13-16時 オンライン
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