わたしにとってのニュートラルな関係とは。
POINTS OF YOU®︎ Head Quarter(以下HQ)へ
とてもとても、素敵な関係がそこにありました。
わたしの日本の組織に対する感覚なのだと思いますが…
度合いの差はあれ、組織にはピラミッドが見え隠れします。
それは、効率よく統制を持って運営するためには、必要な仕組みでもあるとは思います。
ですがそこにばかり拘ると、組織は成長しない。
階層で作られたピラミッドは、決して能力の優劣ではない。
…などと思っているのですが。
ほら、上司より部下の方が、仕事が出来るなんてよく聞く話です。
(わたしも「上司」だった頃、本当にメンバーに助けられました)
POINTS OF YOU®︎HQ。
そこにあったのは、
個人への尊重と尊厳でした。
たくさんのリスペクトと愛を根底に、
とてもフラットで、ユーモアと会話に溢れ、
みんながとても楽しそうに働いている。
建屋の中にも外にも、そこら中に椅子やらベンチやらが置かれ、話が変わるたび、相手が変わるたび、
そこかしこで、対話がはじまるのです。
そして、かわるがわる旅人のわたしのところへやってきて、みんながあたたかなハグをくれ、オフィス内を案内をしてくれるのです。
どこでも見ていいし入っていいわよ!と。
創始者でありCEOであるヤーロンが、バイクでテルアビブを案内してくれたことは、
に書きましたが。
もうひとりの創始者エフラットは、
会うなり大きなハグをくれ、お茶を淹れながら、「今からグローバルミーティングがあるの。レイコも話さなくてもいいから一緒に参加したらいいわ」などと声をかけてくれる。
ほかのメンバーも然り。
わたしが持っていった中川政七商店のお煎餅。
包装紙を開けにくそうにしていたので、「開けましょうか?」と聞くと、
「綺麗にとっておきたいから、ゆっくり開けてるのよ」
「みんな!見て!すごく綺麗なの!」
などとウィンクをしてくれる。
「あら、この緑のは抹茶ね、富士山も日本も大好きよ」
「Refresh!のLuckね」と招き猫の形のお煎餅を頬張りながら笑う。
ヤーロンに、オフィスの周りを散歩してきていいかと聞くと、
「じゃあ、森へ行っておいで」と。
オフィスの前の小さな森へ入ると、
そこには、小さな小径があって、
きっと普段からみんなが、
ここを歩いているんだなと判る。
小さな花がたくさん、
よく目を凝らすと
木の子もあちらこちらに。
木陰の中を進むと突然、目の前に草原が現れる。
ああ、なんて豊かなんだろう。
などと感慨に耽っていると、
「気をつけて!そこは僕のトイレだよ」なんて遠くから声がする笑
そこらいらじゅうに愛が溢れていて、
Points of You®が起こしたい3つのこと
* OPEN HEART(心を開く)
* BREAK PATTERNS(パターンを壊す)
* SENSE OF BELONGING(つながりの感覚)
これがまるごと。わたしのからだの中に、
ぐわっと音を立てて入ってきた気がしました。
個性溢れる人たちです。
もちろん、色んな感情を持つでしょう。
それをも含めて、ここで働く歓びが、
この豊かな場を作っているのでしょう。
わたしにとってのニュートラルな関係とは。
その答えのひとつを彼らは言葉にせずとも、
わたしは目撃した思いです。
そして、POINTS OF YOU®︎が起こしたい3つの大切なことは、わたしの大切に思う関係性なのだと、
Belonging
なのだと思うのです。
ひとの在り方、
個として、共同体として生きていること、
そのものだと思うのです。
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