はじめてをはじめてみる


気がつけば2021年も立春はとうに過ぎ、
まもなく3月になろうとしている。


二十四節気の『啓蟄』


3月6日頃(2021年は3月5日)。および春分までの期間。雨水から数えて15日目頃。
啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」の意味で、大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくる頃。
引用:日本の行事・暦より


雪が降ったと思ったら、2月というのに20度近くになったり、

今がいつなのかすっかり忘れそうになるけれど、

それでも日差しに春の訪れを感じる今日このごろ。



二十四節気のなかでも、わたしは『啓蟄』という響きがなんだか好きで。

蟲はそんなに得意でもないけれど、

土の中で蠢いてる様子を想像するとなんだかそわそわ、わくわくしてくる。



寒い季節を越えて蓄えたチカラを押し出すような
なんだかよく分からないけれど、
気がついたら身体が勝手に動いてた、みたいな。


“はじめて”というものは、こわい。
と思う人も多いのではないかと思う。


その理由のひとつは正解がないからで
“わからない”へ飛び込むのは大なり小なり勇気を伴う。


失敗したくない?
間違えたくない?


理由は人によって様々でしょうけれど。


世の中、正解のないことばかりだ。
はじめてすることに、
失敗しない人、間違えない人なんているのだろうか?


(いるとしたら、それは“はじめて”ではなくて、その人自身の経験や先人の知見を利用しているのでは?そして、利用できることはとても大切なことだと思う。自分のチカラを知らなくてはできない。)


いわんや、それは失敗なのだろうか?
間違いだと捉えているだけなのではないだろうか?


いや、失敗だと思えるほど、あなたがそこに真摯に向き合ったのではないだろうか?


わたしならどうでもいいことであれば、失敗した、
などとすら思わないうちに流れていってしまうと思うから。


もしかすると、“はじめて”を軽やかに泳ぐには
コツがあるのかもしれない。


江國香織さんの本のタイトルではないけれど、
『泳ぐのに安全でも適切でもありません』
『泳ぐのに安全でも適切でもない場所は新たな泳ぎ方を覚える場所』だと、

思っておくこと。



予測できることは、予測した結果を生む。
それは素晴らしいことだ。
けれど、慣れ親しんだものを手放して、想像以上のことが起こったら、どうだろう?


“はじまり”は、宝箱のようだと思う。


新たなはじまりの直前の時間は、

振り返り、観察し、考え、そしてこれからの自分を築く絶好の機会。



正解のないことへ向き合うチカラは生きるチカラ


いま、あなたの人生の何が始まろうとしていますか?  
あなたは何に直面していますか? 
新しいプロジェクト?仕事?関係? 
新しい始まりは、あなたがあなたのチカラに気づき、翼を広げていく好機です。



さて、そんなはじまりを迎えたあなたに。



Points of You®︎を使って、

これまでとは違う視点で“あなたのはじまり”を観察し、考え、見つめていきます。



POINTS OF YOU × VOYAGEワークショップ
はじめてのPoints of You®︎体験会
〜あなたのはじまりのために〜
3/20(土) 10:00-12:00

日々の音

大人のための絵のない絵本。 日常と非日常のはざまにあるふとした瞬間を音にする。 心を奏でていくと、世界はこんなにも美しくやさしい。 大人のあなたへ、ココロにまばたきをお届けします。

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