I shut my eyes in order to see.
「わたしは観るために目をつぶります」
わたしはこのゴーギャンの言葉がとても好きだ。
日常に休息を取り入れたい時、
何かをはじめる前、心が混雑の中にいる時、少しいつもと違う思考を取り入れたい時など、
ポージング(日常から一旦立ち止まり、スペースを空け、今ここにこころを置く、とわたしは解釈しています)する前に、思い侍らせたりする。
ー日常は騒がしいー
Pauseは、「休止、切れ目、間、休む、立ち止まる」
意識的に、日常から離れ、まわりの余計な雑音をシャットアウトして集中し、大切なものは心の目で聞いて、視て、感じる。
好きな音楽をかけてもよし、好みの香りを焚き染めてもよし、ただ静かに座わるだけでも、例えば混雑している電車の中でも、
ただ、自身に「ご機嫌いかが?」と問いかけてみる。
ゴーギャンの言葉からの文献にある、一文。
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コウニオスとビーマンの広範な研究から、ピンとひらめく寸前、脳の視覚野が一時的に閉ざされることがわかった。コウニオスはこの瞬間のことを"脳のまばたき"と呼んでいる。それは脳がひらめきの寸前に内なる自分に向かうときなのだ。
(1部抜粋)
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少しでもスペースを空け、自分自身の内側へ内側へ意識を集中していくことで、結果的に外側も進化していくような時間。
そうすると、そのぽっかりと空いたスペースにそれまでとは違う"ひらめき"や感覚が訪れる。
そして自分とは異なる意見をジャッジせず受け取るために、心を開く時間。
濁流にのまれず、安心して身を任せられる自分だけのプール。そこにユラユラ、ぷかり、とリラックスして浮かんでみたら…
あなたの本当に大切にしているもの、必要なものが、見えてくるかもしれません。
あなたの豊かな日常のために、「Pausing」の時間をいかがでしょうか。
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