自己満足と正義と矜持のはざまに正しさとは一体何であろうか。人は人に勝手に期待して、勝手に失望する。世間には常に「世界が自分たちに都合のいいものであってほしい」という大衆の欲望が渦巻いている。誰しもが自分の正義を持っていて、この世で暮らしているように見え。朝の混雑する電車から、人を押しのけてもわれ先にと降りようとしたり(お急ぎなのね…)、団子のように固まって出入口をふさいでいる子どもたち(一瞬たりとも友達と離れたくないのかしらん…)。もはや、あの頑なさは正義だ。そんなこんなで、子どもですら「自分の正義」で生きている。23Apr2023つれづれ日々の音
「キレイゴト」で終わらせないためにわたしたちは、簡単に見失う。したいこと、好きなこと、得意なこと。本当に大切なこと。人は自身の“知っている”範囲で、見たいように見ているし、信じたいように信じている。思考であれ、行動であれ「べき」も「ねば」も、与えられたものだとしても、理由はなんであれ、自分でそれを選択しているのだ。いいも悪いもそういうレッテルをくっつけて、そう見ているにすぎない。13Apr2023POINTS OF YOU®︎つなげる日々の音