未知の旅のススメ未知の旅を楽しもうEnjoy the unknown journey旅をするには筋力が必要なんだと思う。一人旅は特に。わたしの旅は適当すぎるので、何の参考にもならないけれど。それでも旅をすることはなにものにも変えがたい体験だと思う。英語どころか日本語も危ういわたし、だけど無事に?旅をしています。わたしが思う旅の筋力とは、⚫︎何が起きても楽しむこと⚫︎起きてしまったことの“おかげ”で可能になったことを考える⚫︎コントロールできないものを無理矢理どうにかしようとしないだと思っている。旅というものはどれだけ計画をしていても、大抵、予定外が起こるもので。雪で飛行機が飛ばなかったり、緊急着陸で目的地外の空港に着いたり、入国審査で足止めされたり...31Jan2021つれづれ日々の音
「終わり」を見つめる秋を愉しむ間もなく、なんだか、あっという間に冬がきている。秋は、いったいどこへ行ったんだろう。毎日、道路に嵩む落ち葉を踏みながら歩いているというのに、そんなことを思う。日常とは、そんなものなのかもしれない。立ち止まって見ようとしないと、見えているのに見えないのだ。17Nov2020POINTS OF YOU®︎つれづれ日々の音
翻訳できない言葉たちこうして文章のようなものを時折り書いてはいるけれど、本当に“分かりやすい”言葉を綴ることが苦手で。“正しく”意図した通りに伝えられる文章が書けた方がもちろんいいのだろうけれど…分かりやすい言葉、て、ほぼその通りに他の言語に翻訳できる言葉、なのではないのか?と思う。先日、とても素敵な本をおしえてもらって迷いなくポチッとした。翻訳できない世界のことば エラ・フランシス・サンダース31Oct2020つれづれ日々の音
わたしが旅に出る理由旅はどんなに私に生々としたもの、新しいもの、自由なもの、まことなものを与えたであろうか。旅に出さえすると私はいつも本当の私となった – 田山花袋旅に出て、何が好きかと言えば、そこに住まう人と話をすること。朝早く、宿近くの浜辺や、街などをあてもなく散歩する。同じように早起きの、わたしが旅をしている間だけの、ご近所さん。お財布も持たず、携帯とルームキーだけ持って歩いているだけなのだが、「おいでおいで」と手招きされ、ついて行くと、珈琲や小さな軽食をご馳走になる。たまにお財布を持っているときは、朝市や小さなスーパーなんかに入ってみる。帰りには、買ったもの以上にお土産を持たされている。19Oct2020つれづれ日々の音
言葉に宿るもの無意識の悪意、というものがある。こちらの構えなしに急に放たれた言葉は、気がつかぬうちこころを蝕んでいる。それは本当に何気ない一言や行いで、放った方は忘れているかもしれない程度のささいなもの。それでも、わたしは振り払えずに傷む。その小さなトゲ達は、気がつかぬうちにわたしの心に浸食していた。それは、5年ほど続けているものをやめようかと思うほど、わたしを酷く落胆させた。27Jul2020つれづれ日々の音
アートを愉しむチカラアートを愉しむチカラ世の中にはアートと呼ばれるものがたくさんあります。美術館にあるものから街中の片隅にまで、それは至るところに存在しています。映像から形あるものから果ては形なきものまで。ところで。価格が高いからよいアートなのでしょうか?有名な画家が描いたから価値があるのでしょうか?高名なコレクターに評価されたからアートなのでしょうか?07Jul2020つれづれつなげる日々の音
物語の果てについこの前まで、街路樹の緑がきらきらしているなあ、と思っていたのに、気がつけばもう紫陽花の似合う頃になっている。なんと、時のうつろうのは早いものよ。先日の週末は、Wabi × POINTS OF YOU × Sabiで「わたしの物語」×POINTS OF YOU®︎ を開催しておりました。03Jun2020つれづれ日々の音
“何もしない”のススメ Doing Nothing物や情報から解き放たれて、本来の姿に立ち返ることの大切さが見直される現代。わたしたちは忙しすぎる。常に何かに追い立てられるように、結果を求められ、誰かの顔色を伺い、なんらかの役割があり、何もしないと言うことが許されていない。自らの意思で、選択しない限り。10Mar2020つれづれ日々の音
出会いについて思うこと -Encounter-手の中に収まる画面の中でいつだって、世界中の昨日まで知らなかった誰かと簡単に繋がることができる時代に。中東を旅した際に訪れたイスラエル博物館で、最も強く印象に残っているのが、「I to Eye」というタイトルのつけられた「出会い」についてのエキシビション。『I to Eye』私たちは毎日、家族、友人、訪問者、見知らぬ人と出会います。私たちの生活の中で、私たちの社会的なサークルは拡大し続けています。最新のテクノロジーにより、私たちはこれまで以上につながりを感じるようになり、スクリーンを通していつでも無限の友人と「出会う」ことができ、私たちは決して孤独ではないように感じることができます。『これは本当ですか?』31Jan2020たわむれつれづれ日々の音
サハラの風に吹かれて2020年の旅のはじまりはモロッコから。どうしても行きたいと思っていたところのひとつ、青いまちシャウエンのメディナとサハラ砂漠。青いまちシャウエンは、成田から飛行機を乗り継いで20時間カサブランカから、さらに車で370km、6時間近くかかるモロッコの北にあるまち。シャウエンは、正式名称を「シェフシャウエン(Chefchaouen)」といい、モロッコ北部リーフ山地の中腹に位置しています。すっかり真夜中に着いたので、翌朝の部屋の窓からの目の覚めるような青い世界には、ため息まで青いかと思うほど。家々の壁が青く染められた光景は、実際にその場に行くと写真で見る以上の美しさ。11Jan2020つれづれ日々の音
人の生きる意味と美しさについての考察Somewhere beyond right and wrong,there is a field.I will meet you there.善悪を超えたどこかに、フィールドがあります。そこでお会いしましょう。先日、友人が、『人の存在するところにはvs構造ができる』『この世界は「素晴らしい」と思っているけれど、「素晴らしくないもの」が存在するから「素晴らしい」と認知できる。』と言うようなことを言うので。ふむ、なるほどなぁと思ったのですが。(彼女の言葉には続きがあって、決して対決を良しとしているわけではなく、むしろ真逆の話をしている)versus【英語】~と対比して。A対B。◉ 語源解説ラテン語 versus([turned] 逆さ...05Dec2019つれづれ日々の音