愛のつま先先日、知人への贈り物を探していた時のこと。こんなものを見つけました。涙壺 涙を受け止めるために器を作るなんていにしえの人はなんと細やかに感情を愛でていたのでしょう26Mar2019つれづれ日々の音
アートのススメ以前、「センスを磨くにはどうしたらいいのか?」とごく稀に、聞かれるので、こんな記事を書いたのですが。直感の証明時折、こんなことも聞かれます。〇〇さん「アートってよくわかりません…」わたし「はい、わたしも分かりません」はい、イジョウデス。チーン。22Mar2019たわむれ日々の音
春に思い出すこと春の花と言えば…桜が真っ先に思い浮かぶ方も多いのかしらん。わたしは、たわわに黄色い小さなぽんぽんを纏い大きな体を風に踊らせている一本のアカシアの木を思い出す。子どもから大人へ、どうしたってならなくてはいけない、10代後半から20代はじめの頃。当時アルバイトをしていた会社の庭にそのアカシアの木はあった。陶芸家であり、起業家であり、店舗デザイナーであり、プロデューサーであったその会社の社長。北大路魯山人のようであり、種田山頭火のようでもあり、豊田佐吉のようであり、いえ、何者にもたとえ難い、不思議な人。コム・デ・ギャルソンと三宅一世と山本耀司とジーンズとスニーカーと…とても洒脱な人だった。だった、と言うのはもう会えなくなってしまったから。...16Mar2019たわむれ日々の音
たゆたい うつろい そこに泳ぐはて、『Open Heart 心を開く』とはなんぞやPoints of You®には3つの起こしたいこと、というのがある。1. OPEN HEART(心を開く)2. BREAK PATTERNS(パターンを壊す)3. SENSE OF BELONGING(つながりの感覚)Points of You®の講座やワークショップは、ファシリテーターによってその世界観は異なります。 Points of You®それはもともと、使う人に委ねるという、作り手の豊かな思いもあるだろうし、他のツールにだとて言えることでしょう。ただ、カタチは違えども、どの使い手も、この3つのスピリットを根底に持ちながら講座やワークショップを開催していると思う...16Mar2019POINTS OF YOU®︎つなげる日々の音
どちて坊やのススメどちて坊や。アニメ一休さんに出てきた、何でもかんでも「どちて?(どうして)」「どちて(なんで?)」と聞きまくり、一休さんを困惑させた坊や。どちて坊や 「どちてクルクルちゅるの?」一休 「こうしていると知恵が出るんだよ」坊や 「どちて知恵が出るの?」一休 「そういうおまじないだよ」坊や 「どちておまじないでちゅか?」・・どちて坊やも頭をクルクル真似をして、坊や 「わたちには何も出ません。どちて?」一休 「キミはまだ小さいからさ」坊や 「どちて小さいとダメでちゅか?」便利な時代です。何でもワンクリックで答えが得られる。わたしも時にお世話になる。ただし、「これは一方通行の切り取られた情報である」という事。答えが決まっているものはそれでよい...13Mar2019POINTS OF YOU®︎つなげる日々の音
大切なことは、間違い探しでは見つからない時にわたしたちは、様々な場面で、自分が当たり前だと思っていた世界が、相対化されてしまうような出来事に出会い、困惑する。時にわたしたちは、苛立ちや葛藤を抱えることがある。問題や課題の中身を整理していくと、その根本は人間関係の悩みだったりする。例えばその“人間関係の悩み”の解決方法として、相手を“変えたい”“変えさせたい”、などとすると。大抵の場合において、希望とは正反対の結果が残る。こちらの“こうしたら絶対いいのに”は、相手には、よくて大きなお世話と捉えられるか(よくて、と言うのは、こうしたらいいのに、というこちらの願望は伝わっているという意味において)、共すると何を言っているのかすら、理解されない。人は、皆違うのだ。09Mar2019つなげる日々の音
Back and Forth行きつ戻りつこれやこの 行くも帰るも 別れては知るも知らぬも 逢坂(あふさか)の関ー蝉丸ー小学生の頃、百人一首倶楽部の副部長だったことをすっかり忘れていたくらい、和歌はちーーっとも分からないのですが。わたしはこの蝉丸の歌が不思議なくらい、とても好ましいのです。07Mar2019たわむれ日々の音
わたしは何者なのか。わたしたちは何者なのか。どこから来て、どこへ行こうとしているのか。少し前にこんなことを書いたのですが。「自分探し」の旅の終焉どこかにいるであろう「わたし」は、いま、ここにいるであろう、というような話。03Mar2019たわむれつれづれ日々の音